モニュメントバレーの近くのモーテルに入ったのは、すでに10時過ぎていました。長時間の観光と移動で疲れ切っていていました。
気がつくと目の前にスクリーンがあって、映像が流れていました。あ・・始まった、、、、夢うつつ状態で受け止めていました。
何度も夢に現れた懐かしい父、黒い瞳の個性的で美しい母も、、、まさに走馬灯のように次々現れては流れて行く、フラッシュバックが起きていた。
記憶は、私達のどこに収納されているのでしょう。ハートなのか、脳内か、それとも潜在意識の倉庫といわれる腹部なのか、あるいは外部の「アカシックレコード」につながったのか・・・
いずれにしろ、しっかりタグが付いて収納されているようで、「アメリカ/インディアン編」のフィルムが引き出されたのです!!
驚くほど多くの人々が、次々と出現したのですが、誰もが懐かしく喜びと共に思い出すことが出来たのです!!
イメージ画像は「神を待ちのぞむ」さんからです。ナヴァホ族の文様ですが、ヘブライの父の上着の模様と似ている。
その時スポットライトが当たっていた一人の少女がいました。不思議なことにそれが誰なのか直ぐに判った。
あ・・・アナサジ・・?
7、8歳でしたが、活発でいきいきと輝いている。草原を行く人々の中でも一人だけ輝いて見える。雑木林の中をたくましく駆け回っている。
すべてのシーンの中で、スポットライトが当てられ輝いて見えるアナサジの少女、かつての私でした。
—そのシーンには細い金色の光線がキラキラと降り注いでいました。時空がたたみ込まれたように少女と私のハートが繋がっていて、伝わって来たのです歓びや草の香りが・・・
その翌日、旅の最終日でしたが、メインのグランドキャニオンの途中で、ガイドのハルさんが、急に予定外の所に連れて行ってくださった。
そこは古代のアナサジ族の遺跡で、前夜フラッシュバックで見ていた雑木林の中でした!!
この地に暮らしていた時代の私は、自然と調和した幸せな生涯を送ったようです。
帰国してから、なぜこの生涯だったのだろうと考えました。
そこにはシンプルなメッセージが託されているようです。
もう過去から学ぶのは辛い苦しい体験からではなく、アナサジの少女のように、草原をわたる風と遊び、動物と戯れ、木の実を拾い、そのように自然と共に幸せに生きた時を再び始めなさいと、、、、
アナサジ族のことが告げられたのは、数年前です。しかし過去生のことは、私なりに理解して修正してきたし納得していたので、もう充分だと・・・今更なぜ教えるのだろうと思っていた。
——グレートスピリットの遠大な愛と導きに深く感謝しています。
★アナサジとホピは、同じ山をホーリーマウンテンとして崇めている。文化的にも近く、アナサジはホピ族と同化したと言う説があるそうです。