約束の地で迎えた光の輪
2012 年5月21日、日本の太平洋側の広い地域で金環食を観測出来るのは1080年以来932年ぶりとのこと。
しかも東京の真上を通過するばかりではなく、いわゆるレイラインを通って行くのです。
——都内の自宅で迎えるか、それとも四国の剣山にしようか・・・
しかし思いがけないことが起きてアリゾナの砂漠でその時を迎えました!!
20121年に入って間もなく『ゴールデンサークルと金環日食の旅』が新聞に載った。
見た瞬間、行くと決めていた。
優柔不断の私が、即決するなんて珍しいことで、誰かに魔法をかけられたように・・・
なにか、はるかな約束でもあったような感覚におそわれたわけです。
これって、何だったかしら?? 思い出さなければ・・・
セドナ・モニュメントバレー・アンテロープキャニオン・バーミリオンクリフ・グランドキャニオン・それから巨大な隕石が衝突したメテオクレータ。
ほとんどはナバホ族の居留地です。
そのアリゾナ砂漠で、金環日食を体験すること。もしかしたら、そんな約束があったように感じて行ったわけですが、アナサジの少女が雑木林から微笑みかけて、感激のデジャビュを体験したり、魂のえにしの人々の訪問を受けたりしました。
はるかな時代に、はたして2012年の金環日食を知る事が出来たのかは分かりませんが、魂の約束の刻限があって、それがこの時期この地で迎える。そのシンボルが金色の小さな光の輪だったようです。